色上質紙のスリット加工とは?美しい色を保つためのポイント

色上質紙のスリット加工とは?美しい色を保つためのポイント

色上質紙は、冊子の表紙や見返し、チラシ、プログラムなどに使われる定番のカラー紙です。発色の美しさが魅力ですが、スリット加工時には「紙粉の混入」「断面の毛羽立ち」など、色紙特有の注意点があります。この記事では、色上質紙スリット加工の基本と、仕上がりを美しく保つためのポイントを解説します。

目次

色上質紙のスリット加工とは?(加工の基本と用途)

スリット加工とは、ロールや大判の紙を用途に合わせて指定幅にカットする加工です。色上質紙は、製紙段階で染料を混ぜて着色された非塗工紙で、豊富なカラーバリエーションと厚み(連量)の選択肢があることが特徴です。

白色から濃色まで、数十色に及ぶカラー展開により、デザインの幅を広げることができます。表面は塗工されていないため、マットな質感と自然な風合いを持ち、筆記性にも優れています。チラシ・冊子表紙・見返し・インデックスなど、印刷や製本用資材として広く使われており、カラーによる情報整理や視覚的な演出が求められる用途に最適な素材です。

色上質紙スリット加工で注意すべきポイント

色上質紙スリット加工で注意すべきポイント

色上質紙のスリット加工では、カラー紙特有の注意点を理解し、適切な管理を行うことが重要です。

紙粉(しふん)の混入防止

色上質紙加工における最大の課題が、異なる色の紙粉混入です。濃色紙を加工した後に淡色紙を続けて切ると、前の紙粉が断面に付着しやすくなります。特に濃色から淡色への切り替え時には、わずかな紙粉でも目立ちやすく、製品の美観を損なう原因となります。色替え時は機械の清掃が不可欠で、刃物周辺や送りローラー、集塵部分まで徹底的に清掃することで、色の純度を保った美しい仕上がりを実現できます。

断面の毛羽立ちと刃の切れ味

色上質紙は色が均一なため、刃の摩耗による断面の荒れや毛羽立ちが目立ちやすいという特徴があります。白色や淡色の紙では毛羽立ちが白く浮き上がって見え、濃色の紙では断面の不揃いがより際立ちます。刃物のメンテナンスを徹底し、常にシャープな切れ味を維持することで、滑らかで美しい断面を保つことができます。定期的な刃物交換と角度調整、刃の当て方により、色上質紙本来の美しさを損なわない仕上がりを実現します。

テンション管理

色上質紙は厚みのバリエーションが広く、薄物は特に滑りやすい性質があります。紙束がズレると幅の誤差や断面の波打ちにつながり、製品品質に影響します。素材に合わせた張力調整が必要で、薄い紙では優しいテンション、厚い紙ではしっかりとしたテンションというように、連量に応じた精密な制御が求められます。適切なテンション管理により、寸法精度の高い製品を安定して提供できます。

色上質紙のスリット加工ならサンロールグループにお任せ

色上質紙のスリット加工ならサンロールグループにお任せ

サンロールグループは、紙加工の専門企業として、色上質紙をはじめ多様な素材のスリット加工に対応しています。

色替え時の徹底清掃や刃物管理により、他色の紙粉混入や断面の乱れを防止しています。カラー紙特有の課題を熟知し、色の美しさを最大限に活かした高品質な加工を提供することで、お客様の製品価値向上に貢献いたします。

色上質紙のスリット加工ならサンロールグループにお任せください。
小ロットから量産まで、美しい仕上がりで対応いたします。印刷用途、製本用途、パッケージ用途など、さまざまな業界のニーズに応じた柔軟なサービスを提供し、豊富なカラーバリエーションと厚みの選択肢に対応した最適な加工方法をご提案いたします。

まとめ

色上質紙は発色が美しい分、断面の毛羽立ちや紙粉の付着が目立ちやすい素材です。カラー紙ならではの特性を理解し、加工環境の清潔さと刃物の管理が、美しい仕上がりを保つ鍵となります。

サンロールグループでは、紙の特性に合わせた高精度なスリット加工で、品質の安定した仕上がりを提供しています。色替え時の徹底管理とテンション制御により、色上質紙本来の美しさを損なわない製品づくりをサポートいたします。色上質紙のスリット加工でお困りの際は、ぜひサンロールグループにご相談ください。

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